思いっきり遊べ、のんびりと勉強できる
畳の子供部屋ご提案



「教育ママ」という言葉があります。お母さんが「勉強のこと」ばかり言っていると、子供が反抗して良い子に育たないことも多いそうです。単に子供部屋を作ると言っても、簡単なことではありません。ともすれば、お金をかけて豪華な部屋にすればと考えますが、それは間違いのようで、子供たちにとって楽しい時が過ごせる場所であると、自然と勉強をするようになるそうです。

勉強が楽しくできる環境とは?

2012年に、北九州市立大の森田准教授が、畳の効果を調べるために変わった実験、調査をしました。昔から、畳の部屋は落ち着く(気が休まる)と言われているので、その効果は子供の学習につながるのではと思い、あるテストをしました。調査の対象者、小学5年生と中学1年生計323人に数学の問題を出しました。30分間に何問解けるか調べてみたところ、結果は普通の教室に比べ畳の部屋で試験を受けた生徒の方が14.4%増、学年別でみると小5は24.3%増で、中1の12.4%増に比べ2倍近い伸びが出たそうです。よく言われることですが、数学の計算は慌ててすると間違いやすいけれど、落ち着いてすると正解になりやすいということでしょうか。このテストは、メンバーを変えて行ってもよく似た結果が出たそうです。
 この結果を基に森田准教授は、「畳部屋の結果がいいのは、畳の色と臭いによって子供たちがリラックスと集中力(=落ち着いて)効果が出て、結果として良い成績が出たのでしょう」と言われました。
 尚、この話は朝日新聞と日刊ゲンダイに載り、テレビ放映もされました。