生産から販売・納品までを1本のルートでつなぎ、高品質・安定供給・スピードアップを実現。



メーカー・開発・商社・販売。さまざまな機能をスムーズにつなぐ。

 全国に広がるライフネットグループの製造販売拠点。その1つ1つが独立採算制で運営され、「グループ会社」としてライフネットの名のもとに統合されています。各拠点をすべて一企業として独立させたのは、お客さまと直結する現場こそライフネットの要という意識のもと、地域のニーズに応じた適切な商品提供とスピード化が図れるとの思いがあるからです。さらに本社とグループ会社が同じ企業同士という対等な立場に立つことで、タテでなくヨコの連携を深めることができると考えています。
 仕事の流れとしては、岡山本社で一括に資材を調達。注文に応じてグループ会社へ搬送され、現地で畳を製造します。その後できあがった商品をお客さまのもとにお届けし、担当者自らが敷き込みまで責任を持って行います。
 お客さまのニーズによっては、受注〜敷き込みまで即日納品という早わざも。さらに原料であるい草は会長をはじめとする熟練の社員たちが、生産指導に乗り出し、良質な畳表を生み出しています。産地との緊密なネットワークで畳表を安定確保できることもライフネットの大きな強みです。
 グループの中枢であり、開発部隊であり、司令塔であるライフネット本社。一大製造拠点である岡山工場。お客さまとの窓口であり現地製造拠点を持ち、市場ニーズを熟知するグループ会社。ネットワークとして他では真似のできない高品質・安定供給・スピードアップの理想的な体制を生み出しています。

ますます拡大するサービスエリア。「和」を軸に、快適な暮らしをプロデュース。

ネットワークが進化しても大切なのは信頼とコミュニケーション。

 年々拡大化する一方のライフネットグループ。全国津々浦々に拠点を持ち、全国で年間500万畳をお届けすることを目標としています。ただし組織の巨大化、大企業化が私たちの求めるものではありません。グループの一人ひとりがお客さまの声にしっかりと応え、真のご満足を感じていただけるのが願いです。 畳は生活に直結した商品であるだけに、お客さまのご要望も千差万別。商品力だけではなく、きめ細やかなサービスが求められます。中でも力を注いでいるのが、商品情報やメンテナンスの知識をお伝えし、納品後も畳と上手につきあっていただくためのお客さまサポート。その際に現状の畳のご不満やご要望を伺うことで、新たな商品開発のヒントもいただけます。
 お客さまの信頼を培うことが、サービスの原点であり、現場での対応を疎かにするものに発展や成功はありません。  
その強い信念のもと、ライフネットは何よりもお客さまとのコミュニケーションを大切にします。畳や襖、障子などの商品に留まらず、インテリアや住まい全般のご相談にもしっかり対応。和空間をプロデュースするプロとして、豊富な経験をもとにお客さまの立場に立ったアドバイスを行います。
 どのようにシステムがハイテク化されても、お客さまに寄り添う心はいつまでもヒューマンで。グループが一丸となって、心の通いあう営業を目指しています。

難波経営塾


 業界全体の活性化と発展を願い、ライフネットグループ会長難波利弘が自ら講師となって後進を指導する難波経営塾。グループの社員のみならず、一般の方々も参加できるよう、広く門戸を開いています。
 企業経営のノウハウや経営者としての心構え、業界の動向や市場状況、畳製造や良質ない草の特性に至るまで、難波会長の豊富な経験を踏まえ、机上の空論でなく、実践に役立つ知識とノウハウを伝授しています。
 畳業界の伝統的な体質に、時代の動きを意識した「経営戦略」の視点を持って欲しい、難波経営塾にはそんな会長の思いがこめられています。