ライフスタイルにあった畳表・畳縁・畳床をセレクトして、オリジナルの畳がつくれます。



畳表

畳表の品質は、織り込まれたい草の本数やい草一本一本の長さ・色合いなどにより区分されます。経糸の強度が強い程い草の織り込む量を増やすことができるため、緻密で厚みのある畳表に仕上がります。一般的には綿糸より麻糸の方が強度があることから、麻糸2本仕様が上級品となります。ライフネットグループでは、国産、中国産を問わずい草一本一本にこだわった畳表作りをすすめています。

麻糸2本仕様


麻・綿2本仕様


麻糸1本仕様


綿糸2本仕様


綿糸1本仕様



畳縁


畳縁の素材には、綿・麻・絹・化学繊維などがあり、種類も単色の無地縁や模様を織り込んだ柄縁、さらには地紋を織り込んだ紋縁などのタイプがあります。お部屋の雰囲気は畳縁によってガラリと変わります。色、柄も豊富に取り揃えた中からお好きな畳縁を選んでマイルーム作りをお楽しみください。

縁の種類は多数取り揃えております。お好みの色・柄等お気軽にご相談ください。


畳の中心をなす畳床。住宅環境に合わせてセレクトできます。


畳床

昔ながらのわら床から、インシュレーションボードを使用した現在主流となっている建材床や自然環境に配慮して開発されたハニカム床など、住まいに合わせた畳床がお選びいただけます。


3層床

木材チップを加熱・溶解した木材繊維を澱粉糊で固めた板状の成形品であるインシュレーションボードを上段下段の層、スチレンフォームボードを中段にして3層で所定の厚みに構成して縫い固められた畳床。断熱、遮音、強度など各方面から経済効率が高いので、最近の畳床の主流となっています。
JIS A5914-Ⅲ形(KT-Ⅲ)仕様




2層床

ポリスチレン樹脂と発泡剤で作ったポリスチレンフォームと、インシュレーションボードの2層式畳床。カビ・ダニが繁殖しにくく、断熱性・防音性があり低コストであるため現在最も普及している畳床です。マンション等のコンクリート直敷きが可能です。
JIS A5914-Ⅱ形(KT-Ⅱ)仕様




オールボード床

インシュレーションボードだけを2枚以上重ね合わせて所定の厚みに構成して縫い固められた畳床。ほかの畳床に比べ強度は最も優れています。
JIS A5914-Ⅰ形(KT-Ⅰ)仕様



わら床

稲わらを縦に並べた層、横に並べた層として重ね、圧縮した状態で縫い固められた畳床。わらの質、配列(6層、4層)の仕方、均等に圧縮されているか、縫い目、畳床裏面の素材などによって品質ランクに差がついており、裏面にシュロやい草ござを使った畳床が高級品とされています。畳としての踏みごこちや吸湿性がほかに比べて優れていますが、生活様式の変化で自然通風などでの換気乾燥ができにくいためダニやカビが発生しやすいという問題点もあります。また、公共建築では、畳床全体を防虫シートで包み込む方式も採られています。
JIS A5901仕様




わらサンド床

わら床と同様のわら層を上段、下段に用い、ポリスチレンフォームを中段にサンドイッチ状の3層構造にしていることから、この名の由来があります。わら床同様の踏みごこちや吸湿性を備えたうえにポリスチレンフォームを用いているため断熱性、遮音性にも優れています。
JIS A5901(PS-C20、PS-C25)仕様




やすらぎ床

上下段にインシュレーションボード、中段に炭化コルクボードを縫い合わせた3層畳床。中段に設けた炭のボードが持つ木酢系の揮
発成分をダニなどの虫類が忌避し、炭の調湿効果との相乗作用で科学薬剤を使わずにカビ・ダニの発生を抑えられ、安全な衛生的
健康畳床になります。また、やすらぎ床の炭ボードは、コルクを半分程度蒸し焼きにしているので表面が炭化し、中心部はコルクとしての成分を残しているため、クッション性もあり、衝撃時のショック音防止、遮音、断熱調整など優れた畳床です。